刮目呂蒙のブログ

都内在住の30代男です。時事問題や生活改善情報から、自分の周りのことまで。たまに持病(潰瘍性大腸炎)のことも。

今月の学びのまとめメモとか②

こんにちは呂蒙です。

引き続き、この1か月間の学びを備忘します。

 

・体力の維持向上には結局運動と食事と睡眠

 体力にはいわゆる行動体力と防衛体力があり、行動体力は文字通り自分がどれだけ長く強く行動し続けられるか。それに対して防衛体力はいかに外敵から健康を守れるか、免疫力みたいな意味。

 行動体力といっても、個人的には運動をし続ける体力のほかに、知的なことをし続ける体力もありそうだが、学術的にはあまり区別されていなさそう。

 いずれにしても、体力の維持向上に必要なのは、運動、食事、睡眠の3本らしい。

 運動:有酸素運動。つまり、ウォーキングやLINE人ぐ、踏み台昇降、もも上げ、ジャンプなど。

 食事:主にタンパク質やビタミン。

 睡眠

 難病の潰瘍性大腸炎をやってしまってから防衛体力は劇的に落ち、排便の恐怖から外での有酸素運動にも支障を来して、体力が落ちた私。しかしなんとか家で体力の維持向上を図りたい。

 

・債権法改正の概要とか

 時代の変化と判例の集積に伴い、改正された民法(債権法)が2020年4月に施行された。多すぎてまとめきれないが、この1か月でちょっとかじった範囲は以下。

 ・消滅時効 主観的起算点から5年、客観的起算点から10年に。短期消滅時効の各制度と商事消滅時効は廃止。時効の完成猶予(←停止)、更新(←中断)、協議による完成猶予の合意(1年ごと、最長5年)の新設など。

 ・法定利率 3%を出発点とした変動制に。商事法定利率の廃止。

 ・保証 事業用貸金の個人保証に公証人の保証意思確認が必須に。主債務者の保証人に対する(返済能力等についての)情報提供義務、その違反につき債権者が悪意又は善意有過失の場合の保証契約取消権。保証人の債権者への請求に基づく主債務履行状況の情報提供義務など。

 ・債権譲渡 譲渡禁止特約が債権的効力に。将来債権譲渡の可能性について明文化。

 ・相殺 相殺禁止特約は、第三者が悪意又は善意重過失の場合に限りその第三者に対抗可能に。債務者からの相殺禁止は、悪意(害意)の不法行為に基づく損害賠償債務や、人の生命身体の侵害による(不法行為債務不履行問わず)損害賠償債務を受働債権とする相殺についてに変更(通常の不法行為に基づく損害賠償債務については受働的相殺OK)。差押えと相殺について無制限説を明文化。受働債権の差押え後に取得した自働債権による相殺も、差押え前の原因に基づくものならOK。なお債権譲渡との比較では、債権譲渡後に取得した自働債権による相殺は、差押え前の原因でなくても、同一の契約に基づく債権ならなおOK。相殺充当は、相殺適状になった順に。あとは弁済充当を準用。

 ・定型約款 新設。組入れ要件、不当条項、事後的変更要件を明文化。

 ・意思能力ほか 明文化。錯誤の効果が取消しに。

 ・賃貸借終了時の敷金・原状回復義務 明文化。

 ・危険負担 特定物売買等における債権者主義の削除。債務者主義については、双方帰責事由なき場合の反対債務の当然消滅はなくなり、履行拒絶権に。(解除も可能)解除への一本化については、解除権の不可分性などから不便かと考えられて見送り。

 

・匿名表現の自由の価値について

 匿名で各種投稿などの表現がされる現代。通信の秘密(通信の内容から、発信者と受信者、通信の存在自体まで)だけでなく、「匿名表現の自由」というものの価値にもスポットを当てる。

 匿名であることで、しがらみのない本音・真実を言いやすくなる(思想の自由市場に資する)側面があるし、受け手側も肩書や名前ではなく内容で情報の当否を判断するというあるべき方向に傾く。しかし、匿名性を隠れ蓑にして他人の権利侵害性や社会的害悪性の高い表現もされやすくなる。つまり、匿名表現にはプラスの価値もマイナスの価値もありそうだ。そうすると、表現の自由のうち匿名表現の自由を特に強く保護すべきであるとか匿名性を開示するデメリットが明らかだとかは一般論としてはまだいえないかもしれない。問題となる場面ごとに違うのだろう。

 そうした中で、プロバイダ責任制限法は、発信者情報の開示を請求するための要件として権利侵害の明白性と正当な理由を求めている。これは、明白ではないものの結論として「違法」な表現だけでなく、「違法」と「違法が明白」というものの間のいわば緩衝地帯の表現にも法規制が入り込まないことで、匿名表現の自由のプラスの価値を尊重して表現への萎縮効果の逓減を図りつつも、「違法が明白」な表現に対しては匿名性を暴いて損害賠償請求への道を開くことで、侵害される権利と表現の自由とのバランスを保とうとしていると評価できるかもしれない。また、発信者自身ではないのに開示請求の当事者に立たされるプロバイダは、明白ではないものの結論として「違法」な表現についても発信者の情報を開示すべきとなると、難しい判断を迫られるので、違法性が明白な表現に限定されているのは、その立ち位置を考慮したものかもしれない(結局、違法性が明白なのかそうでないかのところで難しい判断にはなるのだが。)。

 

ハイパーリンクの設定はリンク先の内容の事実を摘示するものか

 もしそうだとすると、リンク先の記事の内容が間違っていて誰かの社会的評価を低下させたりするものだと、一緒に名誉毀損等の違法行為をしたことになってしまいかねない。

 わざわざ自分の投稿記事に、張らなくてもいいリンクを張っているのだから、それ相応の責任は生じるとしても、そこまでのことになるのかどうか。

 結局、一概にはいえないが、リンクを張った趣旨目的や前後の文脈、リンクを張る回数などの諸事情により、リンク先の内容について自ら事実を摘示したものだといわれてしまうのかが変わってくるようだ。誤解されないように気を付けたい。

 

・質問投稿はその内容の事実を摘示するものか

 文章としては質問の形をとりつつ、実は、「こういう事実があったらしい」と伝える目的の投稿というのもある。真に質問しているにすぎないのかどうかによる。結局、その投稿の場所・性格や文脈など、諸事情から判断する。

 

・短文の投稿は事実の指摘なのか意見なのか

 事実の指摘(摘示)だとすると、名誉毀損や信用毀損の問題や、プライバシー侵害の問題になり得る。単なる意見だと、表現によっては侮辱(名誉感情侵害)の問題になり得るが、前者のほうが(受忍限度を超えた)違法になりやすく、より詳細な事実が書いてあるとより違法になりやすいと思われる。また、後者だと、そもそも法人には問題にならない可能性がある。

 一般論としては「証拠による存否の認定が可能な特定の事項の摘示だと、一般の読者の通常の読み方からして理解されるものかどうか」が基準となるという。ネット上にはびこる短文投稿について、この区別は極めて難しいらしい。文言や文脈から判断するほかなさそうだが、その投稿の場所・性格からしてどんな読者が一般の読者なのか(要するに受け手のレベル)、というようなところも難しいようだ。

 今はいろんなところに短い他人の評価投稿がある。それこそツイッターなどには大量にあるし、グーグルマップや食べログ、就職情報サイトなどにもかなりの投稿がある。その投稿一つ一つに、他人の人生を動かしかねない影響の大きさが生じ得る。発信には責任を持ちたいところだ。

 

他にもたくさんの学びがあった1か月。さらに続きます。

 

今月の学びのまとめメモとか①

こんにちは呂蒙です。

今日は、この1か月程度で新しく勉強したことの一部を簡単にメモして備忘します。

 

・田澤ルール 事業者団体たるNPBによる「不公正な取引方法」の疑いと公取に発表され廃止

 公正取引委員会は、日本の中高を卒業後すぐメジャーリーグ球団と契約した田澤純一投手のような選手について2~3年間は日本プロ野球の球団と直接契約できないとしたNPBのルールについて、選手を「事業者」と認定し、市場(日本プロ野球と画定)でのその役務提供(プレーをして対価を得る)を各チーム共同で排除したNPBのルール策定が独禁法の「不公正な取引方法」に当たる疑いありとした。昨年秋のこと。

 選手を事業者と認定しているところから、新人選手獲得の公正な競争を阻害し得るドラフト会議の独禁法違反問題へと波及する可能性も?

 独禁法の問題はさておき、資金力の低いカープファンという目線からは、新人選手獲得競争で資金力や地理的利便性(都心が有利)で選択できるような制度(一時期の逆指名とかそうだったと思う)になるとたぶん不利になり、戦力均衡が崩れやすくなるのは確かに嫌かも。入団してからの各球団の資金力の差による育成環境の差や、入団して結構時間が経ってからのFA制度は仕方ないとしても。これは思考停止の保守主義なんだろうか。NPBのドラフト会議のルールは、日本プロ野球の魅力維持のための制度として正当化できるんだろうか。選手から見れば、短い現役時代にしっかり稼ぎたいだろうから、FAまでの期間も短いほうがいいし、ドラフト会議も新人の契約金や最高年俸の規制も廃止してほしいのかも。規制があるとかえって裏金とか目に見えにくい(暴かれるとダメージも大きい)行為の温床になるのかも。

 

アフィリエイトサイトでの信用毀損問題

 一見すれば2つ(以上)の商品を客観的に比較する体(てい)で、実は片方の商品の販売業者(依頼者)からアフィリエイト報酬を受け取り、他の商品について虚偽の事実を記載した場合の問題。アフィリエイト報酬をもらった投稿者の発信者情報の開示請求が認められるか。

 こういうサイトは意外と多いようだ。アフィリエイト報酬をもらうために、比較対象の商品を不当に貶めてしまうと、不正競争に当たる信用毀損(虚偽の事実の流布)や品質等誤認表示、一般的な名誉毀損などが問題になり得る。不正競争というためには、問題行為をした者が「競争関係」に立たないといけないが、投稿者はあくまで投稿者であり、販売業者同士の関係にはない。しかし、一方の販売業者(依頼者)から報酬をもらっているなどの関係があれば、アフィリエイトサイトの投稿者も、他方の商品の販売業者と「競争関係」があると認められる場合があり、不正競争に当たる信用毀損行為による権利侵害が明らかであるとして、投稿者の発信者情報の開示請求が認められる場合があるようだ。

 なお、投稿内容が「虚偽の事実」なのか、偏った主観的評価(感想)に過ぎないのかは限界が明らかでない場合があるが、品質や価格に関する数値の誤りなどは、数字の問題だけに、客観的に誤った事実と認められやすいかもしれない。

 

同一労働同一賃金の問題

 「同一労働同一賃金」=均「等」待遇を求める法律はない。旧労働契約法20条や新パートタイム労働法8条は、職務の内容等に応じた均「衡」待遇を求めるが、単純に「同じ職務内容の者には同じ賃金を」(均等待遇)というものまでは求めていない。

 均衡待遇とは、簡単に言うと、職務の内容、職務や配置の変更の範囲、その他の事情を考慮して、待遇に不合理な格差があってはならないというもの。賃金の総額だけを比較するのではなく、個々の手当の支給の有無が違っていれば、その手当の趣旨目的などを考慮して、手当の有無が、人事的に合理的な違いなのか、不合理な違いなのかを比較する。一概にはいえないが、「〇〇手当」と名前のつくものは、使用者側がなんと言おうと、客観的にはこういう支給条件なんだからこういう意味でしょと特定され、格差は不合理だよねと言われやすいようだ(そういう手当が付くようになった歴史的には、企業ごとにいろいろな経緯がありそうだけれども)。それに対し、賞与(ボーナス)や退職金については、使用者もいろんな意味を併せ持たせて支給の有無や額を決めるのが一般的なので、「いい人材に正社員として長く勤めてほしいから有期雇用の社員よりも多めに支給して、モチベを維持する」というような抽象的な目的だという言い分が通りやすい(格差が不合理と言われにくい)面があるようだ。もちろん、客観的な制度設計からして、そんな目的じゃないよねとなれば別だろうけど。

 定年後の再雇用で退職金を既に受け取っているといった事情も、「その他の事情」の一つとして考慮していいので、再雇用で同じ職務内容なのに待遇が悪くなったとしても、基本的には格差をOKと認める方向になりやすいようだ。ただし、「もともと賃金が統計(賃金センサス)の平均額以下で、再雇用者の基本給が未熟な若手以下にまで下がってしまい、ボーナスも大幅減で、賃金総額が6割程度にまで減ってしまい、しかもその労働条件が労使交渉の結果ではなく使用者が一方的に決めた」というような場合には、いくら再雇用者には年金受給が可能になるからといっても、生活保障の観点を重視して、基本給や賞与が4割を超えて減額されている部分についてはさすがに不合理な格差だと認める裁判例もあったようだ。

 最高裁判所は、このような「何割まではOKだがそれを超えては不合理」みたいな割合的な解決はまだはっきり行っていないが、こういう下級審裁判例は結構出ている様子。いろいろ理屈をつけても最後は裁判所の感覚の問題になっていて、企業の人事担当者も弁護士も(判断する裁判官も)大変そうな状態だ。

 

民事訴訟のIT化について

 以前記事にした民事訴訟のIT化。

 事件管理システムのサーバコンピュータに、訴訟事件記録が電子データで保存される方向らしい。事件の件数はすごくたくさんありそうだし、それを何年分も保存していないといけないから、かなり強いサーバコンピュータにしないといけないし、セキュリティ面も強靭でありつつも、事件ごとに弁護士だけでなく当事者になった一般国民にもアカウントを付与してアクセス可能にする必要もあるみたい。しかも、事件係属中に当事者が交代したり(死亡して多数の相続人が受継するとか)、一部だけが控訴して一部については確定したりしたときに、その確定した一部については控訴記録を見られないようにしたりとかの、かなり細かい動作を要求されるみたい。

 それだけ細かく作動するサーバコンピュータって、とても重そうだけど、ユーザー側から見ると、端末はどれくらいのスペックを要するんだろうかと想像する。

 しかも、まだ改正案では「実際の法廷でWeb会議で口頭弁論」みたいな案になっているようだから(弁論公開のため、傍聴席には、出頭した当事者や代理人が見えるモニターでも出すのかな?)、各地方の裁判所ごとにサーバコンピュータが置かれるのかもしれない。けれども、うまく公開して、地方からもアクセスできれば、本当はその必要もなくて、東京にでっかいサーバコンピュータを置いて、裁判官と職員は東京に全員集めて、オンラインで裁判手続の申立てをして、必要な証拠だけ原本でやり取りするみたいな手続になってもおかしくないかも。土地管轄ってなくなるかも?刑事の令状の手続は、検察や裁判所の夜勤が大変で、先んじてそんなふうになるのかもしれない。地方で当直するのは現場臨場しての対応が必要な警察官だけになるのかも。どこまで劇的に変わるんだろうか。

 

まだまだたくさんの学びがあった1か月。続きは後ほど追加することにします。

難病・潰瘍性大腸炎の原因が判明か【特定のタンパク質に対する「自己抗体」】

こんにちは呂蒙です。

今日は、潰瘍性大腸炎患者の私たちに衝撃のニュースをお届け。

それがこちらの記事です。炎症性腸疾患のみなさんにはお馴染み、IBDプラス。

ibd.qlife.jp

 

医学の記事なので、素人には分かりにくいですが、たぶんこういうことです。

 ・潰瘍性大腸炎患者の約9割に、とある「自己抗体」があることが判明。

   ※ 自己抗体とは……自分の身体の成分(組織や細胞)に対して産生され、攻撃してしまう特殊な抗体のこと。自己免疫疾患の原因とされる。

 ・そもそも潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜の上皮細胞が炎症を起こしてただれてしまう病気で、自己免疫疾患とされる。

 ・細胞には血管が通っていて、血液中の酸素や栄養を細胞に送ったりしている。

 ・大腸の血管にある血液中のタンパク質「インテグリンαVβ6」を、この自己抗体が攻撃してしまうらしい。

 ・この自己抗体は、「上皮細胞の接着に関連するタンパク質との結合を阻害する作用」を持つ。これが、潰瘍性大腸炎つまり大腸粘膜の上皮細胞の障害に関連しそう。

 ・この自己抗体は、クローン病や他の腸炎の患者には見られないもの=潰瘍性大腸炎に特有のもの。

  ・この自己抗体の「力価」つまり数値が、潰瘍性大腸炎の「活動性」に応じて変動するらしい。この数値の検査ができれば、内視鏡検査で身体にすごい負担をかけて病態を見る必要が大きく減ずるかも。

 

 この発見はたぶんすごいですよ。病気の原因が特定できれば、あとはその自己抗体のみを標的にして働きを弱める薬ができれば、根治も夢じゃないかも?

 発見者は京都大学大学院の塩川雅広助教らの研究グループとのこと。塩川先生。あなたが神か。しや、グループのみなさんが神か。

 

 もちろん、この自己抗体やインテグリンαVβ6自体のさらなる研究が必要でしょうし、自己抗体の持つ結合阻害作用と上皮細胞の障害の関係性についても研究を要しそう。

 根治療法だって研究開発にも治験にも保険適用にもすごいお金がかかるかもしれないし、先にこの自己抗体の数値の検査キットができても、病変の具体的状況や、大腸がんの発見など、やっぱり内視鏡検査でしか分からないこともたくさん残りそうです。

 しかしながら、日本だけでなく世界的に患者が急増しているという潰瘍性大腸炎ですので、検査や治療へのニーズは根強く、幸いにして、日本では国が難病に指定して、治療費等の補助をしてくれています。だからこそ製薬会社も安心して新規治療の開発ができ、最近も、ステラーラなどの新規治療法がどんどん出てきてくれています。

 今回の自己抗体に関連した根治療法も、この勢いで一気に開発、実用化されてほしい。そして、まだ幼い我が子たちが大きくなって独立するまでは、なんとか私が無事に働き続けられるように導いてほしいと切に願います。

 

近況とか

 なお、最近2回目を注射したシンポニーですが、結構ちゃんと効いてくれているようです。ステロイドを使っていないのに、1日の排便回数が4~5回で済む日がわりとあります。調子がよくない日=腸内にガスが溜まってしまう日もありますが、その頻度が確実に減っている実感があります。大腸内視鏡検査で、盲腸や横行結腸の潰瘍が治っていたことが確認でき、残すはS字結腸と直腸。もちろん道半ばですが、最近やっと排便の不安が減ってきました。本当に、病気すると医療の力の偉大さを実感しますね。ありがたいことです。

今季の広島カープのポジ要素とか

こんにちは、広島カープファンの呂蒙です。
今年も開幕の待ち遠しいプロ野球
現時点では、カープファンにとっては、キャンプで若手の成長や新戦力の加入にポジポジだったのに、対外試合が始まると投打ともからっきし、クロンも外角の変化球についていけない様子で、やっと今季の立ち位置を把握してガッカリというところだろうか。
とはいえ、まだまだポジ要素は多い。株と一緒でせっかちは厳禁だ。暗黒時代から30年来のカープファンとしては、これくらいの失望感は序ノ口。シーズンインする前だから屁の河童。思いつくポジ要素とかを挙げてみた。

1 新人3投手が期待大
 ドラ1社会人の栗林は、既に家庭を持ち安定感抜群の予感。昨シーズンのカープが固定できなかった抑えの第一候補で、まさに即戦力。しかし先発能力もありそう。今は先発候補が多いから抑え候補に回っているが、カープはこの時期いつも先発の頭数が多く見えるチーム。実際には怪我や不調で栗林にお鉢が回るチャンスもありそう。実はそれに期待している。
 ドラ2大学生の森浦は、まだ磨き甲斐の有りそうなのびしろ左腕。だが対外試合は今のところ無失点で、すぐにでも使えるかも。しかしじっくり育てて、大野、川口以来のレジェンド左腕の仲間入りに期待。いや、高橋建くらいでも十分だぞ。
 ドラ3大学生の大道は、コミュ力とスター性の高いイケメン快速右腕。マエケンもいい投手と評価しており、抑え候補の一人。メンタルが強そうだし、確かに抑え向きかも。打たれてもへこたれなさそうな、イケメン特有の生まれつきの自信がありそう。勢いに乗ってプロのレベルを飲み込むくらい成長すれば安定しそうなのでこれまた期待している。モテるだろうけど合コン三昧とかはやめてね。

2 若手の成長
 若手と言いつつ、今の注目は新人ドラ6亜大出身の矢野。遊撃の3番手だったが、野球への姿勢に上層部から注文がついている小園を抜いて2番手に浮上か。久里もそうだが亜大は練習のハードさが有名で、乗り越えてきた選手はしぶとさが違うのか。田中広輔が河田コーチの下で再生すればもちろん一番だが、遊撃は早くも20代後半から守備指標UZRが落ち始める厳しいポジション。矢野が鍛え抜かれた心身で猛アピールすれば、いろいろ変わってくるかも。とりあえず守備は合格点みたい。
 他にも大盛、羽月など期待大の若手がたくさん。とはいえ阪神の佐藤輝明のようなドカンとしたインパクトはまだない。林や高橋大樹にああいう打球を打てるようになってほしいところ。高橋大樹の調子がいいけど、打撃は水物でもある。調子いいときに自信つけて実力にしてほしい。

3 既存の戦力たち
 今年も堂林は三振が少ないようで、去年の単年だけではなさそう。この勢いでプリンスからキングへ成長してもらいたい。
 去年離脱した西川は、今年はいまのところ大丈夫そう。選球眼は上がってるのでパンチ力もさらに増してほしい。才能的にはできるはず。
 鈴木誠也は日本ラストイヤーかも。今季はすでにトラウトのフォームを意識してる様子。たぶん好意的な見送りムードになるでしょう。
 松山の守備が奇跡的に改善されんかなぁとか思っているけど年齢的には厳しいか。クラッチヒッターとして期待大。
 先発ローテは大瀬良、森下は確定として、九里も今季はまず先発だろう。ロングリリーフが便利すぎ説あるが。あとは正直ドングリの背比べ感もあるが、中村祐太、遠藤、野村、あと矢崎って声も。マジか。薮田と岡田はいずこ。
 中継ぎ抑えも頭数はそろってるけど安定感はあんまり感じない。みんなもう一皮むけてくれ。横山コーチ頼むぞ。

4 上層部
 佐々岡監督は優しすぎ説あると思う。暗黒時代に便利屋やり切っただけある。忍耐力半端ないはず。なので器はちゃんとあるけど、怒り役は要ると思うので、外で更に一回り成長された河田コーチの喝を期待したい。

 

好きなFFとDQの好きな音楽ベスト3を淡々と挙げる

こんにちは呂蒙です。

そろそろ年度末ですね。

深夜の勢いを借りて、好きなFF・DQの音楽ベスト3を好きな作品ごとにランキングしていきます。

FF6:1仲間を求めて(世界崩壊後フィールド)、2ティナのテーマ(崩壊前フィールド)、3魔導士ケフカ

 1と2は皆大好きなBGMですね。3はよくできてるなと。次点は反乱分子(ガストラとの会食)。子どものころはロックのテーマが好きでした。霊峰コルツも癖になる曲です。FF6は音楽の質が高いですね。

FF5:1はるかなる故郷(リックスの村)、2暁の戦士、3新しき世界(第3世界のテーマ)

 1は3拍子の傑作で、郷愁溢れる曲。天才ですね。2はガラフが単身エクスデス城に乗り込むシーンや、エクスデス城(仮)など。3は飛空艇のプロペラ音があると最高です。次点は未知なる大地(第2世界のテーマ)。他には光を求めて(ラストフロア)、ビッグブリッヂの死闘、封印されしもの(封印城クーザ―など)もいいですね。

FF4:1バロン王国、2メインテーマ(フィールド)、3バトル1

 FF4の音楽はどれも格調高くてかっこいいですね。次点はバトル2(ボス戦)。

DQ6:1精霊の冠(カルベローナなど)、2ぬくもりの里に(村)、3木洩れ日の中で(街)

 DQ6の音楽は音質がよくて明るい曲調のが多いですね。1は神秘的で美しい。2は村の田舎臭さが出ていてすぎやま先生の天才性を感じます。3は人気の曲ですね。次点は迷いの塔(塔)。

DQ5:1愛の旋律(結婚前夜)、2淋しい村(山奥の村など)、3聖(修道院など)

 DQ5は過酷な主人公の人生を反映してか、哀愁漂う曲調のものが多いと思います。1は結婚相手を選ぶ日の前夜というよく考えればとんでもないシチュエーション。あのあたりの会話まわりは幼馴染のビアンカを選ぶように誘導されていますが、この音楽も寝付けないビアンカの切ない想いを表現していると思います。次点は哀愁物語(イブール打倒後の大神殿など)で、まさにそのもの。

DQ4:1馬車のマーチ(5章全員集合後)、2戦闘~生か死か~、3王宮のメヌエット

 DQ4は個人的には最も名曲の多いドラクエだと思っています。1は故郷を焼かれて天涯孤独の身になった主人公勇者が反撃に転じる勇ましい曲。2は戦闘の激しさとスピード感の表現が最高です。3もよく考えたら渦を巻くような曲調が戦闘と似ている気がします。私の好きな曲調です。次点は恐怖の洞窟(洞窟)。街もいいし、人気のジプシー・ダンス勇者の故郷ももちろん名曲ですね。

DQ3(リメイク版):1冒険の旅(上の世界フィールド)、2戦闘のテーマ、3ラダトームの城

 DQ3は他のRPGの基礎になったと思える作品で、もちろん名曲なんですが、標準という感覚があります。城とか街とかはドラクエ3が基準となって、ドラクエ3とどう違うかというような。次点はアレフガルドの街です。

 

以上に限らず、良いゲームには必ず良い音楽がある気がします。私は音楽のことはよく分かりませんが、これほど多様でありながら、作曲者がおおむね誰であれ、村なら村で、必ず村をイメージできる曲が用意されるわけで、作曲や編曲、旋律の世界にはたぶん緻密な理屈があるんでしょう。面白いですね。

株式投資に失敗している私の教訓集

こんにちは呂蒙です。

今日は時間もないので簡単に。

私は今まで株式投資で成功したことがありません。失敗しかしていません。

含み益を抱えたことすらほとんどなく、投資期間のほぼすべてを含み損と損切りで過ごしています。

そんな私が考える、これ以上失敗しない秘訣をメモ書きします。

 

・絶対に焦らない

 個人投資家は時間が味方です。今しか買えないとは思わないこと。その後上がり続けて買う機会がない、ということはほとんどないし、そうであれば縁がなかっただけ。焦って買うと下がって失敗します。私はこのパターンで順張りに失敗して大損しています。

 

・想定外の長期保有(塩漬け)になってもいいと思える株を買う

 市場はランダムウォーク。いくら調べても下がるものは下がります。業績や財務の良さでジリジリ上がることはあり得るとしても相場の改善と時間が必要です。想定外の下落で塩漬け(長期保有)を余儀なくされるとき、よく知らない会社の株では納得感が低いしさらなる下落への不安しかありません。こうなってもいいと思える株を買うこと。それから配当も見ること。

 

・相場全体の動向を見極める

 今はコロナ禍の金融相場が長期金利の上昇で崩されているところです。超低金利を前提とした相場だったため、通常なら業績回復=株高につながる長期金利の上昇も、金融引き締めのリスクのほうが重視されて不安視、恐怖指数も高止まりしています。日経平均も3万円を超えてからは大幅な調整が入り続けています。

 こんな状態で買いに入るのは危ないかも。個別株のチャートや業績をちゃんと見て、自分が買ってもいいと思う株価を設定し、それを下回るまでは動かないのが大事かなと。成行買いは危険です。想定外の高値掴みをしてしまうおそれあり。

 

・資金に余裕をもつ

 余裕資金を残さないと、想定より株価が下がった場合のナンピン買いもできず、高いポジションのまま救済を待ち続ける羽目になります。できれば購入資金の3分の1程度から入り、同じ株をあと2単元買えるくらいにしておくこと。そんなに資金がなければ最初から個別株を買うのはやばいかも。

 

以上、私が失敗した主要な原因を裏から書いて教訓にしました。初心者の方は同じ過ちをしないよう参考にしてみられるとよいでしょう。

 

ahamoとか、月初のポイ活の必須事項とか近況とか

こんにちは、呂蒙です。久しぶりの更新なので、近況報告など。

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1 ahamoへの切替え予定について

docomoからahamoの値下げが発表されましたね。

ahamo.com

20Gで税抜2700円(税込2970円)。5分間の無料通話付き。ドコモの優良回線に、同じ20Gまでそのまま海外サービス付き。控えめに言って最強かと。

私は今auのフラットプランNという20Gプランですが、毎月5000円以上払っています。

それでもauへの忠誠心を発揮して、今回の値下げ競争ではpovoにしようかなと思っていましたが、晴れてahamoにする予定となりました。その理由がこちら。

 ①povoにするとauの長期(19年!)契約期間がリセットされる

  → 長期優待特典の毎月auStarポイント(約400円分)がもらえなくなると思われる。それに長期契約者の扱いの悪さが気になる(docomoは長期契約期間がリセットされない。)

 ②今の職場の建物はau回線が少し弱くてトイレでは圏外になる

  ※ただしdocomo回線だとどうなのかは未確認。結果的にdocomoも使えないかも。

 ③povoは税抜2480円で、5分の無料通話を付けると税抜2980円になり少し高い

なお、私の今のauフラットプランNは、解約手数料が9500円かかる古いプランなので、解約月である2021年9月より前に解約してしまうと、無駄な出費が生じます。しかし、この解約手数料自体も、ちょっとどうかなと感じるので、かえってauへの未練はなくなりました。

 

ところが、今日のahamoの発表には衝撃の続きがありました。

それが対応端末一覧。

ahamo.com

なんと、そもそもXiaomi製のスマホが1つもありません。他にも、Google Pixel 4aがないとか、ツイッターでは阿鼻叫喚だったようです。

私は去年の12月、衝撃のahamo発表の直前に、まさかそんなキャリアの値下げが起こるとは知るよしもなく、スマホを買い替えて、XiaomiのRedmiNote9Sを使い始めました。詳細はこちら。

katsumoku.hatenablog.com

このRedmiNote9S、とても使いやすいんですが、gooSimsellerやIIJmioで格安販売されてきたことなどから、中古の市場価値は下がっていると予想され、ahamo対応端末に買い替える気は起きません。

国内製のRedmiNote9Sはdocomoの通信バンドにも対応しているので、docomoさんがあえてahamoからSIMフリー端末を締め出さない限りは事実上大丈夫だろうと思いますが、念のため、3/26のサービス開始と同時には手を出さず、Xiaomi製スマホでahamoにトライする先駆者たちの動向を見守ろうと思います。

もしauさんが更なる値下げと共に、Xiaomi製のスマホの対応を明示してくれれば、またpovoに戻るかもしれません。

 

2 月初のポイ活について

私は楽天ポイントPontaポイントで、いつもちょっとしたポイ活をやっています。

今日から3月。ポイ活をする上で、月初といえば、新しいキャンペーンのエントリーです。

水曜土曜のファミマの楽天ポイントデーなど、月ごとにエントリーしなおすものがいくつもあります。

必ず1日から始まるとは限りませんが、月初にエントリー時期が集中しているものが多いのが事実。

それに、楽天ウェブ検索アプリの「5口を5日間」での特典も、月ごとにリセットされるので、毎月1日~5日の5日間は、忘れずに楽天ウェブ検索アプリでネット検索を5語以上やりましょう。

 

3 その他近況とか

持病の潰瘍性大腸炎は、シンポニーで少し収まってきたかな?というところです。

まだ体調がよくない日が何日かおきにありますが、頻度も程度も減ってきたかなと感じます。

このまま寛解して、職場の第一線に復帰したいところです。周りに負担と迷惑をかけてばかりの半年間でしたので。

ではでは、また。