刮目呂蒙のブログ

都内在住の30代男です。時事問題や生活改善情報から、自分の周りのことまで。たまに持病(潰瘍性大腸炎)のことも。

久しぶりの更新

11か月ぶりの更新です。

今までも、うまくいかないときに発信したくなっていました。

他の方法で気をそらしていましたが、あまりにもうまくいかないなという気持ちが強くなって、このたび更新しました。

 

体調は悪いです。また潰瘍性大腸炎が悪化していて、1日18回とか下痢します。

毎日HPの減少具合が半端ないです。仕事も家事育児もやるべきことが多すぎて、へとへとになります。奥さんも難しい病気なので。

健康な自分のことだけのために生きられた時期が懐かしい。このまま人生を浪費していくのでしょうか。仕事もまわりが優秀すぎて自分が無力に見えてきます。今までのキャリアをみても、これからの持病との付き合いを考えても、出世は難しいでしょう。部長にもなれないだろうと思います。見栄の強い奥さんが怒り出しそうです。その前に別れたいけど、病気なので別れてはくれないでしょう。

あまり弱音を吐ける相手もいないので、こうして匿名で発信したくなるのだろうと思います。

 

最近は、あまり時間もない中でですが、哲学を扱った動画を見ることが多いです。

ぴよぴーよ速報さんとか、哲学チャンネルさんは、短くて面白い。

アダム・スミスと韓非が好きです。

マルクス弁証法唯物論は結構魅力的で、19世紀の人を惹きつけた理由が分かる気がしました。個々人としてみると、意志の力がある程度は働くと思うので、ちょっと無理があるとは思いますが。

ハイデガーの哲学は、人生一度しかないのだから本当にやりたいことをやろうよ的な感じで、自分の不倫を正当化するような雰囲気を感じました。

 

読書も少しずつ続けています。

ソクラテスの弁明』は久しぶりに読んで、感想がずいぶん変わりました。ソクラテスは、たぶん当時のアテネの人たちの常識的な考え方、「正しさ」の検証方法を外れた人だったのでしょう。科学も統計学も未発達な当時、ソクラテスの質問に対して、論理的に正解が出せる人などいなかったし、詩人や政治家の説明は、当時の常識やオリンポスの神々の信仰などを背景としては十分に「正解」だったのだろうと思います。それに飽き足らないソクラテスが、アテネの若者をたぶらかして論破地獄にしたというだけでなく、異なる信仰を持っているという罪でも裁かれているのは詮無きことだったのでしょう。詩人ミレトス君やアテネ裁判員たちの発言や判断は、今読むとよく分かるところがありました。

 

将棋は藤井聡太五冠が強すぎて、ちょっと心惹かれなくなっています。実力が拮抗したライバルによる盤上の物語が見たいところです。

羽生善治九段がA級から陥落となったのも残念でした。羽生さんの若いころの無敵時代の研究はいろいろあるでしょうから、いまの羽生さんとの脳内の違いとかを研究してくれるといいなと思います。

 

現実にはなかなか、呂蒙のように3日で変貌するとはいきません。

ですが自分の可能性を信じなければ、人生終わったようなものだろうと思います。

と、最後は無理やりにでも前向きな言葉で締めたいと思いました。