刮目呂蒙のブログ

都内在住の30代男です。時事問題や生活改善情報から、自分の周りのことまで。たまに持病(潰瘍性大腸炎)のことも。

30代男の肌ケア~年齢以上に老けないための最低限の習慣~

30代。年齢の影響を様々に感じ始める年代だ。肌と歯は、この年代からどうケアを続けるかで、老後のQOLが大きく変わると考えている。今回は肌ケア(スキンケア)だ。年齢以上に老けないために、最低限の時間とコストでやっている私の方法を紹介する。

目次

 

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1 高コスパの化粧水と乳液を朝晩。これで最低限OK

結論から言うと、朝起床後と夜入浴後に、石鹸等の泡で洗顔したら、化粧水と乳液。

これでOKだと思う。いらない汚れを落として(洗顔)、乾燥しないように保湿する(化粧水+乳液)。化粧水と乳液は、コスパ重視で選ぶ。

要するに、「本当は何がいいのか」を知ったうえで、自分がどの程度のスキンケア男子になりたいのかという希望の程度との兼ね合いで、自分の方針を決めればいいと思う。

私は、自分の基準でみた最低限の時間・労力とコストで済むようにする方針だ。

最低限の時間・労力とコストにするのは、何よりも「続けるのが大事」だからだ。

基礎化粧品に高額なコストをかけたり、毎日何十分もかかるようなケアをしたりするのは続かない。3日だけ完璧なケアをしてその後は何もしないよりも、ずっと20%の労力で60%のケアをしたほうがずっといいという発想だ。

ただし、「本当は何がいいのか」といっても、知識の「確度」のレベルは、正直言って「詳しい人がこう言っているから」以上のものはなかなか見つけにくいように感じた。

私が最低限調べた限りだが、肌ケア・スキンキアの分野は、知識の「エビデンスレベル」が高いものが見つけにくいようだ。肌がきれいな人や、皮膚科医などの権威が発信していることが多いが、自身のオススメの根拠として、効果の程度を数値的に示してくれているわけではないし、ランダム化比較試験のデータなどを提示しているわけでもないし、効果を示したサンプル数(n)が示されているものでもなく、説得力が高いとは思いにくい話も多かった。

そういう曖昧な情報に飛びつくのが嫌だという人も少なくないだろう。要は、「本当に意味があるの?」「本当にその方法がいいの?」というそもそもの問題だ。

とはいえ、例えば特許公報を検索すると、化粧水だったり、乳液の製造方法だったりの特許があることは分かるから、市販されているこれらの値段の付いた商品群は、どれも単なる水や油などとは違った顕著な効果のある、つまり進歩性のあるものだとはいえるだろう。

調査する時間やコストも、かけすぎるとかえって面倒くさくなって全体的にやる気が落ちるから、これもそこそこで良しとしておく。一応、皮膚科医の発信情報を中心に(企業の「案件」の可能性もあるが)、複数の情報を照らし合わせて、コストを考えて選ぶ。そういうスタンスにした。

それにしても、こういう日常的な分野の話題は、誰もが気になる可能性があるという意味で潜在需要者が多いので、YouTubeの動画にたくさん上がっている

動画は結論に至るまでが冗長なことも多いし、文章と違って「間をなんとなく確認しながら飛ばす」ことができない不便さがあるが、細かいニュアンスまで言及していることが多いので、参考になる。

 

2 洗顔

肌の余計な汚れや老廃物、皮脂を落とすのが目的だ。石鹸や洗顔料で洗えば、ついでににおいも綺麗になる。

 

 使うものと洗い方

洗顔は、しすぎるのもよくないようだ。石鹸等はかえって肌を痛める部分もあるし、摩擦を起こしすぎるもの顔の肌を痛める。

よって、泡を作り、理想は「手で触れないようにして」洗顔する。これは多くの方が同じことを言っていた。

とはいえ、そんなに時間をかけて手と手をこすり合わせて泡を大きくするのも面倒だし、泡ソープや泡洗顔料を買うのも値段が高い。金額的に高いと、最初のやる気こそアップするが、だんだん続かなくなる。

そこで、マイルール的には、普通の石鹸でOKとする。顔以外の肌の汚れにも対応する分、洗顔料より洗浄力が強く、肌を痛めやすいと思うので、その分使い過ぎに注意する。

石鹸が少量手に付いたなと思ったら、少しだけ頑張って泡立てて、手が顔に触れてもいいから、撫でるようにやさしく顔全体に泡を付ける。

そして気持ち多めに水ですすぐ。すすぎは多いほど良いと聞いたことがある。中には自分の年齢の回数分水ですすぐという人もいるらしい。私としてはそこまで時間をかけたくない気持ちが強いので、気持ち多めにすすぐ程度にする。

30℃~35℃程度の水温がいいらしいが、わざわざその温度にするのも面倒なので、寒い冬を除けば、朝は水、夜は入浴時のお湯で洗顔している。この点もそうだが、水温を変えたら効果が何倍になるのかが数値的に分からないから、わざわざする気にならない。この分野の知識は総じてこういう傾向にある。

 

 洗顔の頻度

洗顔の頻度としては、朝晩の2回にする。

これもいろんな人がいろんなことを言っている。特に朝石鹸(洗顔料)を使うべきかどうかは諸説あるようで、はっきりしない。自分の取捨選択のレベルだ。

私は、朝も石鹸を使って洗顔している。寝ている間に老廃物や余計な皮脂が昨晩の乳液の下に溜まっているとしたら、それをしっかり落としたほうがいいように思うからだ。

 

3 化粧水

洗顔したあと放置すると、肌が乾燥して痛みやすい。おそらくここは異論がなさそうだ。

そこで、まず、肌に水分を含ませるために化粧水をたっぷりつける。

 

 何がいいか

私は、いろいろな発信を比較検討した結果、最初は、

ロート製薬の「メラノCC 美白化粧水(しっとりタイプ)」

にした。

プチプラの範囲内で、高浸透ビタミンC誘導体が入っているというのが決め手だ。使用感もよかった。

ただ、170mlで、793円(この記事作成時のAmazon価格)というコストパフォーマンス(量と値段の関係)が気になって、

500mlで815円(前同)の、

菊正宗「日本の化粧水」

に変更した。

コストパフォーマンス的には、無印良品の化粧水でもよさそうだったが、

店舗に買いに行くのが少し面倒だということで、こちらにした。

 

 どうつければいいか

この点は、おそらくあまり異論のなさそうなところで、

化粧水はとにかくたっぷり、ヒタヒタになるくらいにつければいいらしい。

上記のとおり、量が多めのものが欲しくなった理由もそこにある。

 

4 乳液

 

 美容液、乳液、クリームの選択

化粧水で肌に水分を取り入れた後はどうするか。

美容液をさらに塗って肌に栄養を与えるべきという人もいるし、乳液で保湿するという人もいるし、クリームで保湿するという人もいる。

美容液、乳液、クリーム全部つけるという人もいるという。

私は、感覚的には美容液は「最低限」を超えるもので、やりたい人がやればいいが、私には必要ないと思った。やるべきことを多くしすぎると続かない。

また、クリームは、保湿という点で乳液と役割がかぶる。私の肌はややオイリーなので、クリームはやりすぎかもしれないと思った。

それに、いろいろ洗面台に置きすぎると、配偶者に文句を言われてしまうというのもある。

そんなわけで、私は乳液のみを塗ることにした。

 

 何がいいか

これもいろいろな発信を見比べた結果、

最初は、

ロート製薬「肌ラボ 白潤 薬用美白乳液」(青いもの)

にした。これも使用感には何の問題もなかった。

もっとも、これも140mlで761円というコストが気になって、

ナチュリエ「ハトムギ浸透乳液」

にした。これなら230mlで825円となる。

ここでもやはり無印良品の乳液という選択肢もあるところだ。

 

 どうつければいいか

乳液の役割は、化粧水を染み込ませた肌に、乳液の油分でフタをすることである。

つまり、フタになる程度に伸ばして塗ればいい。

ちゃんとフタになるかどうかは、毎日量や方法を変えてみて確かめればいいだけだ。

私の場合は、1円玉程度の量を手のひらに出して、顔にまんべんなく塗れるように顔の部分部分に付けて、両手を広げて顔全体を簡単に撫でることによって、付けた伸ばしていく、というやり方をしている。

 

5 まとめ

以上のとおり、私の肌ケアの習慣的ルーティンは、朝晩、

①石鹸で簡単に泡立てて撫でるようにして洗顔

②菊正宗の化粧水をひたひたにつける

③ナチュリエのハトムギ浸透乳液を顔全体に伸ばす

というものだ。

上記①の洗顔は元々していたので、そのやり方を少し工夫するほかは、

上記②と③はそれぞれ30秒ずつくらいで終えられる。

これならなんとか続けられる、というレベルになる。いま毎日続けて1か月半になる。

なお、冬でもいつでもさらに日焼け止めを塗るべきだという人もいるが、私はとてもそんな気になれない。

今は冬だし、通勤を除けば、事務仕事なので日中外に出ることはないから、まあ必要ないだろうという判断だ。

ただし、初夏から夏にかけては、日焼け止めを塗ることを検討している

以上、どなたかのお役に立てばいいなと思う。