刮目呂蒙のブログ

都内在住の30代男です。時事問題や生活改善情報から、自分の周りのことまで。たまに持病(潰瘍性大腸炎)のことも。

久しぶりの更新

11か月ぶりの更新です。

今までも、うまくいかないときに発信したくなっていました。

他の方法で気をそらしていましたが、あまりにもうまくいかないなという気持ちが強くなって、このたび更新しました。

 

体調は悪いです。また潰瘍性大腸炎が悪化していて、1日18回とか下痢します。

毎日HPの減少具合が半端ないです。仕事も家事育児もやるべきことが多すぎて、へとへとになります。奥さんも難しい病気なので。

健康な自分のことだけのために生きられた時期が懐かしい。このまま人生を浪費していくのでしょうか。仕事もまわりが優秀すぎて自分が無力に見えてきます。今までのキャリアをみても、これからの持病との付き合いを考えても、出世は難しいでしょう。部長にもなれないだろうと思います。見栄の強い奥さんが怒り出しそうです。その前に別れたいけど、病気なので別れてはくれないでしょう。

あまり弱音を吐ける相手もいないので、こうして匿名で発信したくなるのだろうと思います。

 

最近は、あまり時間もない中でですが、哲学を扱った動画を見ることが多いです。

ぴよぴーよ速報さんとか、哲学チャンネルさんは、短くて面白い。

アダム・スミスと韓非が好きです。

マルクス弁証法唯物論は結構魅力的で、19世紀の人を惹きつけた理由が分かる気がしました。個々人としてみると、意志の力がある程度は働くと思うので、ちょっと無理があるとは思いますが。

ハイデガーの哲学は、人生一度しかないのだから本当にやりたいことをやろうよ的な感じで、自分の不倫を正当化するような雰囲気を感じました。

 

読書も少しずつ続けています。

ソクラテスの弁明』は久しぶりに読んで、感想がずいぶん変わりました。ソクラテスは、たぶん当時のアテネの人たちの常識的な考え方、「正しさ」の検証方法を外れた人だったのでしょう。科学も統計学も未発達な当時、ソクラテスの質問に対して、論理的に正解が出せる人などいなかったし、詩人や政治家の説明は、当時の常識やオリンポスの神々の信仰などを背景としては十分に「正解」だったのだろうと思います。それに飽き足らないソクラテスが、アテネの若者をたぶらかして論破地獄にしたというだけでなく、異なる信仰を持っているという罪でも裁かれているのは詮無きことだったのでしょう。詩人ミレトス君やアテネ裁判員たちの発言や判断は、今読むとよく分かるところがありました。

 

将棋は藤井聡太五冠が強すぎて、ちょっと心惹かれなくなっています。実力が拮抗したライバルによる盤上の物語が見たいところです。

羽生善治九段がA級から陥落となったのも残念でした。羽生さんの若いころの無敵時代の研究はいろいろあるでしょうから、いまの羽生さんとの脳内の違いとかを研究してくれるといいなと思います。

 

現実にはなかなか、呂蒙のように3日で変貌するとはいきません。

ですが自分の可能性を信じなければ、人生終わったようなものだろうと思います。

と、最後は無理やりにでも前向きな言葉で締めたいと思いました。

 

近況のご報告など

こんにちは呂蒙です。

最近忙しくなって全然更新できなくなりました。もしお待ちの方がいらっしゃいましたら申し訳ございません。

以下は雑記です。関連の過去記事も適宜紹介していきます。

 

1 近況

 ・仕事が4月に入って増加。新しいことも多く、忙しくなりました。

 ・持病について。シンポニーは相応に効いている様子。朝まだ排便回数が4回くらいありますが。午後は平穏な日が多いです。ただ、時々不穏で帰宅の電車が怖いこともあります。

珍しいくらいピンチな現状を記録する【潰瘍性大腸炎】 - 刮目呂蒙のブログ

難病・潰瘍性大腸炎の原因が判明か【特定のタンパク質に対する「自己抗体」】 - 刮目呂蒙のブログ

 ・上の子が小学校に入学。成長にちょっと偏りがあるので心配しましたが、今のところ学童保育で少しトラブルを起こしただけにとどまり、なんとか過ごしているようです。

 ・auからpovoに変えました。ahamoがSIM届くの遅れているようだったので、いったんpovoにして様子見。povoの対応機種に記載のなかったXiaomiのRedmiNote9sですが、私は今のところネット(4G)も通話も問題なく使えています。

ahamoとか、月初のポイ活の必須事項とか近況とか - 刮目呂蒙のブログ

 ・株は持っていた銘柄の大半を売ってしまいました。損益は最悪の時期に比べるとマシで、ややマイナスくらいでなんとか収まりました。最近は仕事も忙しくなり、昼休みもあまり株価を見る時間がないし、相場も小幅で狙い方も分かりにくくなった印象なので、いったん小休止です。持っているとずっと寝かせておけるほど肝が太くなく、つい株価を見ようとしてしまうので、なかなかガチホは難しいですね。忘れるのが一番儲かるとは聞きますけどね。

珍しいくらいピンチな現状を記録する【株】 - 刮目呂蒙のブログ

株式投資に失敗している私の教訓集 - 刮目呂蒙のブログ

 

2 時事とか

 ・コロナはやっぱり変異株が蔓延してきました。感染力、重症化度の高い英国株に成り代わる段階。関西が先行。N501Y変異の英国株は、従来のワクチンが十分効くようなので、まだワクチンが切り札になることに変わりなく。ブラジル株とか関東の一部で見られる型はワクチンの効きがよくない可能性があるようで、こっちの蔓延のほうが長い目で見れば脅威ですね。

緊急事態宣言解除後の見通しとか - 刮目呂蒙のブログ

 ・高齢者のワクチン接種が開始。3000万人以上なのでいつまでに終わるか。生命リスクの高い高齢者に行きわたれば、他がまだでも社会のコロナ許容度が上がるかもと思いましたが、英国変異株は基礎疾患なし若年でも重症化する率が上がっているようなので、やはり感染者が病床を埋めるみたい。とすると、病床数を中心とした医療提供体制が社会のボトルネックである現状、高齢者へのワクチン行きわたりだけではコロナ許容度は上がらないかもしれないですね。そうしているうちにさらにブラジル型などが蔓延すると、ワクチンとウイルス変異のいたちごっこ化して、終息がどんどん先になっていくかもしれません。ワクチンは製造や輸入の承認を得るため、一つ一つ、人種差なども踏まえて安全性確認の治験を要するようなので、対応が後手後手にならないか心配ですね。

新型コロナのワクチンの効果と集団免疫の可能性【集団免疫ができず感染防止策はやめられないとしても、感染すれば発症していたはずの人のうち95%の発症が止まることで、医療崩壊を防ぐことができ、経済を回せる】 - 刮目呂蒙のブログ

 ・東京五輪は開催まで100日を切り、IOCは開催確定の見通しを出した様子。海外の観戦客は来ない方向で残念ですが、白血病から奇跡的な復帰→代表内定した競泳の池江選手を応援していますので、そういう意味ではよかったと思います。が、代表選考、プレ大会、聖火リレーやらの準備はコロナと闘いながらで難航している様子。無事開けるといいですが、コロナとの兼ね合いがあるのでまだまだ予断を許さないようですね。

日本旅行業協会は東京オリンピックを国際交流再開の契機にと期待している - 刮目呂蒙のブログ

 ・広島カープは新人3投手が活躍。矢野もバックアップメンバーとして一軍でちょこちょこ試合に出ています。期待以上ですね。4/14に森下が打たれたのは残念。田中広輔ファンブルからリズムを崩したのか。河田コーチは田中と心中する決意なのかもしれないですが、ファン目線だと小園や矢野のスタメン起用を見たい気もします。先発の枚数がちょっと少なくなってきました。これも毎年恒例ではあります。カープは鯉のぼりの季節までと言われた往年の感じが少しあって、それが心配ですね。

今季の広島カープのポジ要素とか - 刮目呂蒙のブログ

 ・将棋のABEMAトーナメントは、ドラフト会議が終わって、すでに戦いが始まっています。個人的には、チーム羽生の中村太地七段指名の的中と、佐藤紳哉七段が指名される予想が当たったのが(チームは違いましたが)嬉しかったですね。それから、郷田九段、丸山九段、深浦九段といった好きな世代の棋士たちが入ったのも嬉しいですね。今年も藤井二冠のチームが強そうですが、今後どうでしょうか。

将棋の第4回ABEMAトーナメントのドラフト会議の結果を予想する - 刮目呂蒙のブログ

 ・制度改正や法改正が目白押しなので、できる範囲でフォローしたいところ。

 ・民事執行分野では、預貯金等や給与等に続いて、不動産に関する情報取得制度も始まりました。それぞれちょっとずつ要件が違います。換価性の高低で密行性が異なり、財産開示の先行の有無が違ってきたり、給与等は債務者へのダメージが大きいことから養育費や生命身体侵害の慰謝料債権確保目的に限られたり。生命身体侵害の慰謝料というと、例えば不貞行為された精神的損害の慰謝料は入らないようですが、そのことで精神疾患など身体的損害といえるものになると入ったりもし得るようで、限界がどうなるかなといったところ。密行性も、情報提供後一定期間経ったらに債務者に通知がされるようなので、債権者としてはその前に財産を押さえに行く感じなんでしょうね。預貯金等は、複数の銀行等の同時申立ても可能だとすると、一気に多数の銀行等の預貯金情報を入手できる可能性がありますね。給与等は、毎年1月1日時点の勤務先について、勤務先から市町村に出される給与支払報告書などの情報が提供されるようですね。ちょっと情報が古いかもしれない点には注意なのでしょう。

 ・民法の親子法制について、法制審議会の部会が改正の中間試案を取りまとめたようですね。懲戒権規定の削除だったり、嫡出推定・否認制度の大幅な見直しだったりと、難しそうな問題が含まれています。婚姻解消後300日以内に生まれた子を元夫の子と推定している点について、母が別の男性と再婚した後に生まれた場合は再婚相手の子と推定する例外規定を設ける(再婚禁止期間も撤廃する)などの調整を入れる案になっているようです。それから、嫡出否認の出訴期間(現行は1年)を出生認識後3~5年に延ばしたり、嫡出否認の権利を父のみから子や母にも付与する案が出ているとか。

 ・民法家族法についても、法制審議会の部会が動き出したようです。部会長の大村先生が中心となってまとめられた商事法務研究会の「家族法研究会報告書」をたたき台にして検討するのでしょう。こちらは親子法制よりもさらに広範な法改正につながりそうな感じです。要注目だと思います。

 

 

将棋の第4回ABEMAトーナメントのドラフト会議の結果を予想する

こんにちは呂蒙です。

将棋の第4回ABEMAトーナメントが間近ですね。

このトーナメントは前回からプロ棋士による団体戦となり、超早指しのフィッシャールールを採用していて、とてもエキサイティングな魅力あふれる棋戦となっています。

非公式戦ながら賞金も相応に高く、棋士たちは慣れない団体戦で和やかな雰囲気を醸し出しつつも、勝敗にはきっちりこだわってくれて、とても面白いです。

前回は、永瀬拓矢王座率いるチーム永瀬(バナナ)が優勝しました。永瀬拓矢王座、藤井聡太二冠、増田康宏六段という俊英ぞろいで、チーム結成当時から優勝候補でした。

準優勝は、渡辺明三冠率いるチーム所司一門。また、佐藤康光会長率いるチームレジェンドも、森内俊之九段の活躍もあり、いいところまでいきました。チームレジェンドは、佐藤康九段(永世棋聖)、森内九段(18世名人)、谷川浩司九段(17世名人)の超豪華な顔ぶれで、往年のファンを大いに楽しませてくれました。

 

さて、今年のドラフト会議が3月27日(土)に迫っています。

今年は、選ぶ側に藤井聡太二冠と羽生善治九段が入っていることが大きな目玉です。藤井聡二冠は去年は無冠でB級2組でしたから、まだ選ぶ側にならなかったところ。また、羽生九段は、おそらく棋士を選別する立場にならないような配慮か、サイバーエージェント藤田晋社長が選ぶドリームチームの一員になっていました。羽生九段が弟子を取らないのも、弟子を取れるとしてももちろん限度があるところ、ある人を選ぶことで、選ばなかった人(の可能性)を切り捨てたように見られたくないからで、その人の可能性を奪わないようにという配慮からだそうです。偉ぶらず自然体でありながら、人からの見え方は分かっていらっしゃる。さすがだなと思います。

今年は、そんな羽生九段も、プロ棋士を選ぶエンターテインメントであればということでしょうか、ドラフト会議に参加してくれるということで、ファンとしては楽しみが増えました。

 

先んじて、選ぶ立場の棋士たちのインタビュー記事も上がっています。それらも適宜参考にしつつも、自分の希望も込めて、チーム編成の予想をしてみたいと思います。気軽に見ていただければ幸いです(敬称略)。なかなか年長の棋士は気を遣うので指名しにくいとは思いますが、そのあたりは思い切って無視してみます。

 

渡辺明 → 阿久津、大橋

 「何かしら縁のある棋士を指名する」「脳が年齢で衰えるのか実験したい」

  ∵前回とは違うチームかなと。同年代の阿久津と、脳年齢の話をしそう。

②豊島 → 近藤、都成

 「若手から同世代くらいを中心に考えている」「楽しく指せるチームがいい」

  ∵豊島と世代の近い強豪を挙げてみた。全員藤井聡に勝った経験あり。

③広瀬 → 森内、屋敷

 「縁があるチームで、出来上がったら『おお』となる」「予想しにくい指名」

  ∵森内とは同門。屋敷とは出身地の縁(北海道札幌市)。

④佐藤康 → 山崎、佐藤紳

 「森内さんや久保さんが競合するかも」「もう少し我々の世代も選ばれる」

  ∵レジェンドチームと同様、話題性重視。独創的な将棋とキャラ。

⑤佐藤天 → 深浦、戸辺

 「年上の先生も視野には入れている」「仲良く楽しく、勝負は真剣に」

  ∵かたや粘り強い九州男児の先輩。かたや最近よく指す振り飛車党の人格者。

⑥羽生 → 松尾、中村太

 「アグレッシブな構成に」「違う年代の人を指名します」

  ∵松尾は羽生研仲間。中村太はタイトル戦で羽生と3度激戦を展開、攻め将棋。

⑦糸谷 → 澤田、大石

 「意外と個人適性が強いルール」「最後まで戦い抜くのが目標」

  ∵同じ森信雄門下の若手強豪を指名。

⑧三浦 → 阿部健、丸山

 「自分の気持ちが楽な方」「漠然と2人、人間関係とかもある」

  ∵阿部健は共著あり。丸山は三浦の不正疑惑(後に完全に白と判明)の際、真っ先に嫌疑はない旨のコメントを出した。当時は感動したもの。

⑨稲葉 → 郷田、増田康

 「実績を残された先輩方はさすがだった」「経験値、若さとバランスを」

  ∵人間関係は不明。実績を残しそうな経験値ある先輩と、若い強豪。

⑩菅井 → 久保、藤井猛

 「指名したい人はいるが先輩でちょっとしにくいかも」「1人は決まり、もう1人は去年指名がなかったのが不思議な人」

  ∵「決まり」の方は久保でたぶん異論なし。もう1人は「指名しにくい」とは思えないが、願望も込めて。

⑪斎藤慎 → 佐々木大、高見

 「初対面でも優勝を目指せるチームを」「初出場の人も選びたい」

  ∵優勝を目指すとして選ばれそうな若手強豪から2人。

藤井聡 → 伊藤匠、服部

 「世代が近い人を」「おそらく被らない」

  ∵同世代は伊藤匠のみ。あとは若い順に、伊藤とのつながりも見て。

⑬永瀬 → 鈴木、佐々木勇

 「自分の中でかなり実力が上位の方を選びたい」「少しでも気心が知れていた方が」

  ∵鈴木とは事実上の師弟関係。佐々木勇との仲の良さは有名。

⑭木村 → 村山、横山

 「B1だと当たる可能性があって気を遣う」「ベテランでも安定した成績ある」

  ∵村山とは羽生研のつながり。横山は40歳だが安定した成績のベテラン。

 

どうでしょうか?個人的な縁の有無は、同門とか研究相手として知れ渡っているとか、あるいは共著があるとかでないとまったく分かりません。

それに、関東・関西のつながりをどの程度重視するのかも分かりません。

ですので、菅井八段などかなり明確に予想ができる人もいましたが、曖昧な人のほうが多いです。いずれにしても、まずはドラフト会議が楽しみですね。

緊急事態宣言解除後の見通しとか

こんにちは呂蒙です。

一都三県の緊急事態宣言が21日で解除される方向に。

理由は医療提供体制の回復とのことで、もともと日本はこれがずっとボトルネックですから、論理的ではあります。

ただ、東京の感染者数は、宣言中にもかかわらず、昨日、1か月ぶりに400人を上回ったとのこと。

また、宮城県は、Gotoイートキャンペーンをやっていたところ、1月並みの感染者数に増加してしまったようで、急遽新規の販売を中止にしたとか。

宣言が解除されると、たとえ蔓延防止等重点措置(一部では「マンボウ」と呼ばれているとか)で同じような自粛要請や時短要請をしても、タガが外れたように飲食店の利用が増えそうではあります。そして増加ペースに戻るかも。なにしろ、変異株はイギリスも南アフリカも感染力が高そうということですしね(フランスではもう新規感染の大半が変異株だとか)。

政府は、いま拡大がみられる変異株(たぶんイギリス→南アフリカの順に拡大中でしょう)の注視をするため、従来5~10%程度だった遺伝子検索の割合を40%くらいまで高めたいとか。とはいえ、もはや少なくともイギリス型は、変異種の淘汰の過程(95%くらいは淘汰されるとも)をかいくぐって蔓延方向に向いているのでしょう。

宣言解除後は、当面、主にイギリス型のことを指すであろう変異株の拡大を恐れながら、何か政府が新しく言うまではみんな傍観していくようなことになりそうです。

そして、従来のワクチンが効きそうなイギリス型はともかく、南アフリカ型が蔓延すると、これは明確にアストラゼネカ製ワクチンは効かないらしいですし、J&J社などのワクチンも、効きが弱いことが分かっているようです。効きが弱くても一定以上の抗体ができれば同じ効果になるという話もありますが、その一定以上を超えているかどうかはまだ不明。

長期的に見れば、南アフリカ型やそれに似たブラジル・フィリピン型などが蔓延しだすと、ワクチンへの期待も弱まって、先行きがまた暗くなるかもしれません。

RNAワクチンは、容易に作り変えられるのが特徴ともいいますので、うまく変異型の発症率も9割抑えられるようなワクチンを作ってほしいところですね。

ニュース報道には、是非、特徴の全然違うイギリス型なのかそれ以外なのかの区別をした報道をお願いしたいですね。

 

 

 

 

今月の学びのまとめメモとか⑤

こんにちは呂蒙です。

またまたまたまた、この1か月で学んだことのまとめメモです。

 

・この3月施行の会社法改正でいろいろ変わるらしい

 ・取締役の報酬の「決定方針」について、取締役会で決めることが義務化

  取締役つまり会社の社長以下経営陣の報酬といえば、自分たちで決めると高くしすぎるよねという問題(お手盛りの問題)があるからってことで、会社の持ち主である株主たちが株主総会で決めようね、というふうにされている。

  ただ、経営陣の役員報酬の総額さえ決まっていれば、あとは役員たちの中で分配してくれればよく、お手盛りの問題にはならないということで、株主総会では総額を定めればOKとなっていた。

  とはいえ、日本の会社の役員報酬アメリカなんかよりだいぶ安いといわれている。役員は激務で責任も大きいのに、報酬が安いままではやる気が出ないし、いい人材も確保できにくそう。そこで、役員たちのやる気を高めるために、役員たちが「取締役の報酬の決定方針」について取締役会で決めて、これを株主総会にかけて承認を取れたなら、その方針に沿って仕事を頑張って成果を出すことで、よりよい報酬をもらうことができるようにしようというような改正みたい。株主たちも、株主総会で決めた方針どおりなら、透明性がちゃんとあるから文句もないよねということか。

 

 ・会社補償の明文化・明確化

  会社役員には、その職務の執行の影響で損害を受けた株主など第三者から、損害賠償請求を受けるリスクがある。責任があれば個人として賠償金や和解金を払わないといけなくなるし、そうでなくとも弁護士を雇ったりして費用が高くついたりも。会社補償というのは、こういった役員の賠償金和解金や弁護士費用などについて、会社が肩代わりすること。改正会社法は、会社補償を契約で決めておくことができる場合を定めたようだ。

  あまりこういうことをすると、役員が会社にリスクを負わせて自分の利益を図ることをしかねないので、会社補償契約をするには株主総会の承認が必要であるとか、役員に悪意又は重過失があるときなどには補償しないことなど、モラルハザード対策も盛り込まれているようだ。実際どんなふうに使われていくのだろうか。海外から腕利きの経営者を連れてくるような場合かな?

 

 ・上場会社等の社外取締役義務付けなど

  経営に第三者の目が入り、コンプライアンスが高まるように見えることから、社外取締役を入れる会社は増える一方のようだが、会社法で上場会社など(公開会社かつ大会社)については、普通の取締役会設置会社でも、とうとう社外取締役の選任が義務化までされたようだ。選任しない合理的理由の説明というのがあれば要らないというが、あまり想定されていない様子。

  ついでに、社外取締役が会社の内部業務の一部(内部通報への調査など)を執行しないといけないとなったときに、そういう経営そのものとは関係ない(むしろ第三者の目に適した)業務の執行でせっかくの社外性がまるまる喪失してしまう心配があったので、社外性喪失の例外を定めたらしい。親子会社も含めて、会社の業務執行をしたら社外性がなくなるよということになってきたようだが、少し変わるようだ。

 

 ・社債権者集会での元利金の減免を可能に

  もうこのあたりは専門的すぎて実際どうなのか分からないが、この今までできなかったのか?というような改正もあったみたい。

 

 ・10を超える株主提案(議案)の株主通知の拒絶

  株主総会もいろいろで、テレビでは阪神などの野球チームに関する質問などが取り上げられたりするが、小規模な会社では親族間の骨肉の争いになっていたりもするという。それなりの株式を有する一定の株主(親族株主の多くが該当)には、株主提案ということで議案の提出などが認められているが、ものすごい数の議案を出されたりすると、進行する方の対応も大変になる。10個を超える議案については、株主に、議案の要領を通知しなくてもよくなるという。そうすると議案の数の数え方が問題になるので、そこも改正法は定めているそうだ。

 

・地域密着型金融機関の評価指標と貸出先の掘り起こしなど

 預貸率

  地域密着型金融機関と言えば、信金(信用金庫)とか、第2地銀などか。農協とかもそうかもしれない。

  金融機関の重要指標といえば、もちろん自己資本比率が財務健全性の指標。要するに、総資産の資金調達方法のうち、負債(借金など)でない割合のことだ。手持ちの資産がほとんど借金ばかりの金融機関に預金するのは危ないということで、なるべく自分のお金(自己資本)で資産を構成しましょうという規制があるわけだ。

  もっとも、どこも自己資本比率規制は守っているのが前提。そのうえで、経営的にうまくいっている金融機関を表す指標は何か。

  その一つが、預金額、貸出金額と、それらの比率である預貸率(貸出金額÷預金額)だという。それぞれの額は経営の規模を表す。これは地域によって違うから、大きければ大きいほどいいともいえないかも。しかし、預貸率は、もちろん限度があることを前提として、基本的には高いほうがいいようだ。それだけその金融機関が、審査に通った貸出先を確保できているということになる。いい貸出先があれば、貸付金利でより儲かることができるというわけだ。

  もちろん、審査基準をゆるーくして、危ない企業にも貸し付ければ、見かけ上は預貸率が上がるものの、当然焦げ付きが増えて、まわりまわってその金融機関の経営が危うくなる。したがって、高い預貸率がよいとされるのは、貸出金額の大半が「いい貸付先」であることが前提だ。

  そうしてみたとき、地域の信金の預貸率は、一説によれば50%程度が業界平均だというし、コロナ禍では給付金が配られたり企業が安全重視の経営のため投資を控えて流動資産を確保しようとしたこともあって、昨年6月ころの国内銀行の預貸率は過去最低の63%だったという報道もあった。

www.nikkei.com

  そんな中、例えば西武信金は預貸率71%(一時期は85%もあったとも)など、かなり勝ち組信金であったらしい。

 

 貸出先の掘り起こしとM&A

  コロナ禍もあって事業承継型M&Aが活況だという。先の見えない時代、経営者自身が高齢になったとか、後継者不足などもあり、事業を起こしたものの、誰かに(高く)事業を買ってほしいというニーズが多いようだ。

  買う側も、一から事業を起こすよりも既にある事業を買うほうが早く、高確率で事業のリターンを得ることができるかもしれない。買うほうにもメリットがある。もっとも、多くの場合、お金がある人が買いたいと思わないとこの取引は成立しないというのが特徴で、要するに値段を決めるのは買い手側の力が大きいようだ。

  それはともかく、信金などの地域密着型金融機関としては、融資先かつ定期預金も入れてもらっているいいお付き合いの会社が、後継者不足など経営ノウハウとは違う理由で事業をたたんでしまい、収益機会を失うのは困るだろう。できれば、相続紛争になって会社がガタガタになる前に、息子でもめぼしい従業員でもいいので、事業承継して経営を継続してほしい。それに、その地域のたいていの企業のことは、儲けのしくみの部分も含めてかなり詳しい知識と人付き合いがあったりする(自分でその経営者の代わりができるような銀行マンは少ないかもしれないが。)。そこで、M&Aの機会をうかがう売り手と外部の買い手とをつなぐ役割も担えるはず。ということでそういう宣伝するのは自然な成り行きとなる。つなぐついでに、買い手の資金調達も手伝うし、売り手側の元社長に入った資産の運用も任せてもらいたい。ついでに相続相談もしてしまいたい。買い手企業とはまた末永いお付き合いに入りたい。

  そういう観点で、事業承継セミナーなどを開催して関心のある人を集めたりしているのかもしれないとみると、少し世の中のことを深く知った気持ちになる。

 

 M&Aのこと補足

 はっきり言ってよく知らない世界だが、M&Aについても少し勉強したのでその備忘録として書く。

 ・M&Aは基本的にシナジーを狙うが、統合プロセス(PMI)のリスクは常にある。買収側は、買うことでどうしたいのか明確なストーリーを描いたうえで、業務統合のための強い体制づくりを最優先にすべき。

 ・買った後も、前社長らにサポートを求める機会は意外とある。トップ同士がお互いに信頼関係とリスペクトをもって接することができないと失敗しやすい。前社長のプライドを傷つけないように注意する。

 ・いくらデューデリジェンスをしても防げないリスクはある。例えば、業種によっては未払い残業代が思いのほか膨らむこともある。影響力の強い従業員が請求したりすると、他の従業員へも波及したりする。表明保証や売価への反映など、リスクを移転する方法はあるが、値付けには問題が顕在化する確率の見立て(主観)がどうしても入り込む。最後は決断の問題なるが、買い手は過小評価しないこと。

 ・中小企業を買う場合、コンプライアンスのリスクは常にある。細かい経理処理の問題から、業法違反の疑いや、偽装請負などの重大な脱法などまであり得るので、どのあたりまで許容するか見定める必要がある。買わない勇気も必要。

 ・売り手側の連帯保証契約の解除ができるかどうかは、経営者保証ガイドラインによれば基本的には可能だが、貸し手によって条件が違う場合がある。どんな手続が必要になるか慎重に検討する。

www.chusho.meti.go.jp

 

 ・売主側の株主が経営に関わりない親族名義になっていることがかなりある。株式の家族信託も一部では使われている。きちんと株式を買い集められるのかどうか見極めて、株式売買の形を取るのか、事業譲渡にするのかなど、スキームを使い分ける。

 

 

まだまだ、学びメモが続きます。

今月の学びのまとめメモとか④

こんにちは呂蒙です。

今回も引き続き、この1か月での学びのまとめをします。

 

・「業務妨害」の罪 (何が「業務妨害」に当たるかの限界は不明確)

 刑法に業務妨害の罪というのがある。威力、偽計によるものと、電子計算機損壊等によるものが定められている。かなりふわっとした規定に見えるので、これらの適用範囲を感覚的につかみたいと思った。

 何が「威力」なのかは、一応、「客観的に被害者の自由意思を制圧し得る勢力」という定義らしいが、目に見える方法での妨害がかなり「威力」に含まれているようにも見える。

 「偽計」も、「人を欺き、あるいは人の錯誤や不知を利用すること」というようになっているが、目に見えない方法での妨害が広く含まれているようにも見える。ただし、軽犯罪法に「悪戯」(いたずら)による業務妨害罪があるので、いたずらに分類されるような小賢しいものは「偽計」には当たらないようだ。

 業務妨害罪という犯罪を作って守ろうとしているものは、「人の業務活動の円滑な遂行そのもの」だと理解される。もしこれを「人の業務遂行の自由」というふうに考えると、自由な活動自体を妨害はしていないけれども業務に影響が出るような妨害行為には適用できないからだ。

 業務というと会社のような営利目的の継続的活動が想定されるが、継続性がある又は予定されている限り、非営利の事務や事業でも業務に含まれるらしい。ただし、公務執行妨害罪との関係で、「強制力を行使する権力的公務」の遂行については、業務妨害罪の「業務」から除かれるようだ。その限界についてもかなり細かい議論があるようだ。

 どの程度妨害したら犯罪になるか。これは、「どういう業務」の妨害とみるかで違うようだ。裁判例を見てみると、かなり具体的な業務内容を想定したうえで、その遂行が妨げられる危険があった、というように把握して、要するに業務妨害の「危険」があれば既に犯罪だという。

 これに対して、学説を頑張ってみてみると、抽象的な業務を想定したうえで、その遂行が現に妨害された、というように把握して、要するに業務の現実的な妨害(侵害)がないと犯罪にならないという。

 結論はあまり変わらないようにも思える。実際は裁判例のように使われているわけだから、具体的業務の危険犯というふうに考えればよさそうだ。

 ・電子計算機損壊等業務妨害

 なお、「電子計算機損壊等業務妨害」という犯罪もある。「損壊等」とはいいながら、かなりいろいろな行為類型が含まれている。

 業務用の電子計算機の

 「損壊」、「虚偽の情報」の入力、「不正な指令」の入力、「その他の方法」

により、

 電子計算機の使用目的に

 沿う動作をさせず、又は沿わない動作をさせて

業務妨害をした

というもの。

 「偽計」との限界が問題になる(刑の重さが電子計算機のほうが重いため)が、コンピューターが用途と違う動作をして業務が妨害されたら電子計算機損壊等業務妨害罪で、その間に人の錯誤や不知が介入して業務が妨害されたら偽計業務妨害罪なのかな、とひとまず整理しておくことにする。

 

・信用毀損とは (名誉毀損と比較)

 ところで、偽計業務妨害の罪と同じ条文に、信用毀損罪の条文がある。同じ条文だが、守ろうとしているものは違うというふうに理解するらしい。

 つまり、信用毀損の方は、「経済的側面における人の社会的評価」を守ろうとしているという。

 「信用」というと、狭い意味では、「その人がお金を返せるかどうか」というだけだが、広い意味では、例えば「その人の売っている商品の品質に問題がないか」なども信用といえば信用だ。この信用毀損罪は、広い意味の「信用」を保護するものらしい。

 ただし、この信用毀損罪が成立するためには、「虚偽の風説を流布し」たといえなければならない。ここが名誉毀損罪と違うところだ。

 名誉毀損罪は、公然と事実を摘示して人の社会的評価を低下させれば、「その事実の有無にかかわらず」成立してしまう。そして、「その事実の社会的摘示は公的な利益を図るためです」、「そしてその事実の内容は真実です」などと証明することができれば(あるいは真実だと思ったことに相当の理由があれば)、ようやく犯罪が成立しなくなる、という構造になっている。

 これに対して、信用毀損罪は、その風説が「虚偽」だといえないと、そもそも犯罪が成立しない。

 人の人格的評価に比べた経済的評価に対する刑法の態度が見えるかのようだ。もしかすると、経済的評価のほうが、もともといろいろ言われても仕方のない社会的活動であり、より自由な批判にさらされるべきだということかもしれない。

 「虚偽」の風説とは、「確実な資料・根拠がないこと」だという学説や裁判例もあるようだが、それだと、実は真実だと後からちゃんと分かった風説の流布が、その時は「虚偽」だということにされてしまう。かといって、「断定できないことを断定した」という限りだとすると、断定口調でない限り何を言ってもいいことになりかねない。嘘を嘘だと証明するのは難しいことがあるから、この犯罪の限界は実は難しいように思う。とりあえず、裁判例があるなら、「確実な資料・根拠がないこと」をもって「虚偽」だと認定される可能性があるという感覚をつかんでおきたい。

 「流布」というのは、結局不特定又は多数の人に知れ渡るような発信の仕方のことらしい。ネット社会では、よほど特定少人数のクローズドなアプリ内のみなどでない限りは、基本的に「流布」に当たり得ると思ってよさそうだ。

 

学びのまとめメモ、まだまだ続きます。

 

今月の学びのまとめメモとか③

こんにちは呂蒙です。

この1か月で学んだことのまとめメモ、第3弾です。

 

粉飾決算の手法は資産を増やすか負債を減らす→事業性分析で馬脚を露す

 簿記の原則は要するに貸借対照表(BS)と損益計算書(PL)に共通の「借方=貸方」の恒等式

 そこで利益を水増しするために無理にPLの収益(貸方)を増やそうとしたり、費用(借方)を減らそうとしたりすると、恒等式を成り立たせるために不自然にBSの資産(借方)を増やすか、負債(貸方)を減らすしかない。

 例えば、PLの売上(収益)を水増しするためには、BSの売掛金(資産)を増やすとか、棚卸資産=在庫(資産)を増やすとかになる。売掛金は目に見えない債権なので、書類の偽造で比較的容易に作り出せてしまうため、原始的な手法といえる。在庫の膨らましとしては、回転売買などがある。同じ商品を複数の事業者間で回転させて、どんどん差益を発生させる。そのため、一周すると、同じ商品の資産価値が帳簿上だけ増えて、見た目上は売上も資産も増加する(もちろん実態はない)。ところが、毎期のBS・PLはつながっているため、粉飾はどこかで資産を不自然に吐き出さない限り、蓄積されていく。積み上げられた売掛金は、もちろん実態がないので回収不能になり、多額の貸倒損失(費用)が発生する。回転されて評価が上がった在庫は、定価で売られると大幅な損失(費用)を生じる。そこで大赤字を出さないためにさらに隠そうとされる。そこで、事業性分析として在庫の回転率とか、売掛金の回転期間などを見れば、粉飾を始めたときからどんどん膨んでいるから、事業構造に比した不自然さがはっきり出てくる。

 投資有価証券などの実損を隠す損失飛ばしも、それを子会社などに形の上で押しつけたとしても、代わりに上記の恒等式を維持するために取得したことにする資産たるのれんや固定資産、無形固定資産(ソフトウェアなど)の実態のない過大評価が伴う。それらは結局少しずつでも償却していかざるを得ない。そこを覆い隠せるくらいの利益が出ればいいという考えでこのような手法が取られるが、うまくいくことは多くないだろう。

 スクール事業などでは、授業料は先に納付するところが多い。しかし講義をする債務を残しているため負債となるはずの前受金を、合理的根拠もなく売上として認識替えする(収益を増やして負債を減らす)ような手法もあり得る。負債を減らす手法のほうが、本来の負債の額が粉飾の上限となるためまだ罪は軽いかもしれないが、そのようなことをし出す企業は資産の膨らましも行っている疑いがありそうだ。

 

認知行動療法の有用性が認識されつつある

 私は難病の潰瘍性大腸炎患者だが、これは日本に20万人くらい。大雑把にいうと1000人に2人くらい。

 これに対し、双極性障害躁うつ病)患者は、1000人に5人くらい。パニック障害の患者は、1000人に15人くらいらしい。精神疾患の患者は特に外来で年々増加しており、精神科の医師(約1.5万人とも)を奪い合う状態で、新規の予約はなかなか難しいという。

 国では、公認心理師という国家資格を新たに作っており、認知行動療法の診療報酬評価(保険適用)も広がる動きだという。

 子育てのために覚えようとしたこともあるが、実践するのは難しい。やはり専門家がたくさんできるといいし、そのために保険適用が広がるといいと思う。

 

・排ガス規制を受けて貴金属・白金族元素の活用の動きなど

 白金族元素(プラチナ、パラジウム、ロジウムなど)には、触媒として一酸化炭素や酸化窒素などの排ガスを浄化する働きがあるらしく、触媒コンバーターとしてガソリン車やディーゼル車に用いられて価格が上昇してきたようだ。

 また、従来、いわゆる接点材料には金や銀が使われてきたが、パワー半導体の微細化に伴い、プラチナそっくりのルテニウムが使われるようになったり、燃料電池の電極触媒に化学反応促進のためプラチナが使われるようになったりしているとか。また、FSW摩擦攪拌接合)にはイリジウム合金が使われるようになっている。

 都市の廃棄家電などから有用な資源を再利用するいわゆる都市鉱山で、それら家電のプライバシー情報などに関するセキュリティを維持しながら貴金属を回収する技術の高まりで、資源活用効率の向上も図られているらしい。

 文系の私には普段なじみのない分野で、化学の発達に貢献する方々への尊敬の念を抱かされる話題だ。

 

・座ったままの運動、ジャイロキネシスとかみんなの体操とか

 潰瘍性大腸炎を持つ私は、なるべく座った姿勢のほうが便意が来にくく、歩いたり立って動いたりすると、大腸が動いて便意につながりやすくなる。これは、大腸内視鏡検査の時に、2リットル近い下剤を飲まされて大腸を綺麗にする際に、医師からの指示で、「下剤を飲んだらなるべく歩いたり腰をねじったりして便通を促しましょう」的なことを言われることからも明らかだ。

 そんな私たちにとって、有酸素運動をするのに最適だと個人的に思うのがジャイロキネシス。座ったまま身体をゆったり動かして背筋が伸び、心地よくなる。YouTubeに動画も上がっているのでご参照を。信州とうみ観光協会の動画が個人的にはオススメだ。

 みんなの体操は、NHKでやっている5分間の体操。ラジオ体操を補完するような首の運動とかがある。出演するお姉さんたちと一緒に、この5分だけと思って体を動かすと、それだけで十分スッキリしたりする。これもオススメだ。